そのうち安くなったら買おうと思っていた「Pillars of Eternity II: Deadfire」。
GoGからのメールで「完全版のObsidian Editionが限定でお買い得なんだけど…買わない?」というメールが来ていて、メール限定で手数料込みで2000円でしたが、安いのでついに買いました。
とりあえず感想。
めちゃくちゃ面白かった。
…しかしめちゃくちゃロード長いゲームだった…SSDはサイバーパンクで一杯で空きが…外付けSSD買おうかな…
公式で日本語には対応しておらず有志日本語を手作業で導入ですが、非常に素晴らしく翻訳者様には足を向けて寝れないゲームです。
物語は前作クリア前提にはなっていないですが、前作の数年後で主人公が一緒なのと世界観が分かっていないとチンプンカンプンなのでまず1をクリアした方が良いと思います。
前作データを読み込ませることも可能。過去にやったことに触れられることが多いけど殆どが「そんなこともあったっけ…」程度。
ストーリーに関しては人と神々の関わり方や、先住民と利権目当ての移民とのいざこざが中心という海外のキリスト教圏あたりには非常に考えさせられる物語。単純な勧善懲悪の物語ではないし、日本人にはあんまりピンとこない背景だと思います。
前作は神はほとんど関わってこなかったですが、
今作では神がしょっちゅう出てきて圧迫面接してきます。かなりウザい。
ゲームの特徴としてとにかく選択肢が膨大。選択によってシナリオもかなり細かく変化するため何回でもプレイできます。
ストーリーはともかく、特筆すべきは洗練された戦闘システム。
ゲームの戦闘システムが非常に良くできていて、最大5人PTですがどんな構成にするか考えるだけでも面白いです。
PT構成を決めてレベル上げてスキル覚えて装備整えて…と着実に成長していくPTで戦闘していくだけでも十分に面白いです。
しかし、新要素のターン制は個人的には「うーん…?」という感じでキルカメラも微妙。レベルの上がりが遅くなるサブクラスは器用貧乏なだけで、これも「うーん…?」という感じ。
とはいえ、これらの要素はオフや無視できるので特に問題は無かったです。
それより一番の問題はロード時間の長さ。過去プレイしたどのRPGより頭一つ飛び抜けた長過ぎるロード時間はとにかくひどいです。
Totalwar:Warhammerも大概なロード時間でしたが、あちらは基本ロードは戦闘開始・終了時のみなのに対し、RPGのような頻繁にエリア切り替えでその度に長時間ロードが入るのでサブモニタでゲーム実況を鑑賞していないとちょっとやってられないレベルだったと思います。
これさえなければ100点満点中95点位良いゲームでしたが、あまりにもロード時間が酷すぎるので85点位でしょうか。これからプレイしようと思っている人もロード時間だけは覚悟して、可能な限りSSDにインストールしてプレイしましょう。