
「ICARUS サバイブイカルス」は、もう発売してもう4年以上経過。
「Styx」「ニューフロンティア(プロメテウス)」「Dangerous Horizons(Elysium)」の3つのDLCで取り敢えずの開発会社による予定が一段落したわけですが…(Great Huntsは番外編的)
はっきり言ってストーリーがさっぱり分からない。
加えて、YotubeのIcarus公式チャンネルでストーリーに関わるショート動画が色々公開されており、これを見ないと把握出来ない部分もあります。
この動画の中の「Critical Mass」はDLC「Dangerous Horizons」でなぜMoがElysiumに行くことになったのかが描かれており、ストーリーを追いたいのであれば必ず見る必要があります。
しかし、最後のDLCは日本語化されていないため、自分で調べて翻訳しないと意味不明。
そしてマイナーなゲームなのでどこにも日本語でのストーリー解説がない。
…ということで実際に動画を見たりAIや翻訳サイトを使ってイカルスのストーリーを調べたので、ある程度簡単にイカルスの謎なストーリーをまとめました。
オリンポス自体にはストーリーは無いようなものだったけど、ここで様々な困難な依頼を解決した実績によって名前が売れ、その結果、危険地帯であったスティクス、その後はプロメテウスの参加を許可された…というストーリーなので、意味が無いわけではないと思います。

プロメテウスではUDAが隠していた真実がモーによって明らかに。
これが引き金になって「Dangerous Horizons」でElysiumのストーリーに繋がります(ただし未翻訳)。
その前にまず最初に説明したほうが良いことが一点あって、それはアドバイザーのソル(SOL)についてです。彼はゲーム内では音声でしか登場しないですが、公式PVでは俳優がちゃんと登場しています。

SOLはオリンポスのミッションの開始からずっと主人公を見守り、ユーモアのあふれる口調で、時にはジョークで和ませてくれた頼もしいアドバイザーでした。
しかし、俳優(Stig Eldred)自身が2024年に亡くなられており、イカルスのSOL自身も代役を立てることはなくニューフロンティアの後は地球に帰ったことになり舞台から去りました。
おそらく最後まで物語に関わる予定だったと思われるだけに仕方のないことですが残念です。そのため「Dangerous Horizons」では、かなりのストーリー修正が入ったのではと思っています。
そして、これから、イカロスにおけるものすごいネタバレを書きまくるので注意してください。
惑星イカルスはテラフォーミングに失敗したにもかかわらず、地球から様々な派閥が派遣されてイカルスの利権を巡って争い続けています。
その中で、至るところで名前の出るUDAは「United Development Agency(連合開発局)」の事で惑星イカロスのテラフォーミングに最も関わっていた組織。ただし、失敗したせいで立場は悪化、イカロスではラゴス(Lagos)という組織を派遣して監視にあたっているのでUDA=ラゴスとなります。
とりあえずUDAと、その秘密組織であったGroup15が諸悪の根源と覚えておけば間違いないと思います。
人類が未来において地球に代わる惑星を宇宙で探索し、ようやく探し当てたのがイカルスと呼ばれることになった惑星WOLF-1061ca。
「第二の地球を目指してテラフォーミングを行ったが何故か失敗。しかし、調査をするとエキゾチックと呼ばれる物資が発見され、これがテラフォーミング失敗の原因であったことが判明。この物質はとてつもない価値を貴重な物質であることが判明して、これによりイカルスでのゴールドラッシュが始まった」
となっています。
このテラフォーミングが失敗したというのは嘘で、実際はテラフォーム成功率が高かったにも関わらずUDAが意図的に失敗させたというのが真実です。
これはDLC「Dangerous Horizons」で明かされる事実であり、「ニューフロンティア」では先住民が居たことを隠蔽したままテラフォーミングを行って先住民を虐殺した「Icarian Genocide」と呼ばれる事件までしか判明してません。
しかし、SOLによる大量虐殺の公表が発端となり、Group15が隠していた様々な事実が明らかになります。
物語の始まりは、テラフォーミング候補として発見した惑星イカロスをUDAの秘密組織Group15が調査した結果、エキゾチックとある程度の文明を持つ先住民を発見。この事は一般には公表されず一部の人間のみに知らされて研究対象となりました。
このエキゾチックはとてつもない奇跡のような価値を持っており、想像を絶する市場価値があると判別。

ゲーム内説明を見ても、存在するはずがないと思われていたレベルの奇跡の物質。
しかし、テラフォーミングを成功させるとエキゾチックが消滅してしまうことが判明。
いわばこれがすべての元凶。
この事実を知ったGroup15はエキゾチックを失うべきではないとUDAに報告。
ここで、UDAはGroup15のレポートからテラフォーミングを成功(成功率98%らしい)させて第二の地球を作って人類の未来を救うか、エキゾチックを得てUDAが莫大な利益を得るかの2択を迫られる。
そしてUDAは人類の未来より、テラフォーミングをわざと失敗させてエキゾチックを手に入れることによるUDAの利益を選択。
これがDLCで明かされたテラフォーミング失敗の真実です。加えて、自分たちの利益のためだけに、文明を持つ先住民を「無用の存在だった」と判断して抹殺したわけです。
詳しくは長くなるので書きませんが、このUDA自体一枚岩ではなく、利権によって様々な企業やグループが裏で関わっている連合体であり、利益を取ったのはこれらのグループの総意とも言えます。
そしてUDAの情報操作により、テラフォーミングは失敗したと公表。この時、人類が身の丈を考えずテラフォーミングをして失敗したという教訓から惑星にイカルスという名称が付けられ一般化しました。
ただ、その失敗させるためのテラフォーミングがどういったものか説明されていないので分からないですが、その結果、元いた生物や後に持ち込まれた外来種もテラフォーム用酵素やエキゾチックの影響で絶滅するか変異を起こして適応。化物としか言えない生物が誕生したり、とても人間がまともに生きていけない惑星に変化してしまって大変なことに。
そこで、エキゾチックを回収させるためにUDAは一攫千金を狙うプロスペクターを消耗品のように送り込むようになりました。主人公もその一人です。
主人公は惑星に適応してしぶとく生き残るわけですが、様々なミッションを通じて名が売れた結果、UDAから訳ありクエストを受けるようになって、その経緯でプロメテウスやElysiumでUDAが隠してきた真実を知ってしまうことに。
DLC「ニューフロンティア」のプロメデウスでは実際に対面することはなかったけど、モー(Mo)の導きによって隠されていた先住民の存在とGroup15(UDA)による虐殺を明らかにしました。

そして、その後を描いたDLC「Dangerous Horizons」ですが、まずニューフロンティアで判明した先住民虐殺の事件がSOLによってリークされて世界中に広まっており、Group15は解散になりました。
UDAはGroup15が独断で隠匿したのが原因とシラを切って責任を押し付けた様子。
代わりに台頭してきたのがTPSという武装グループで、UDAによる虐殺が発覚して以来特に活発的に。企業やUDAに搾取と弾圧をされ続けて反体制派となった人々の集団で、おそらく主人公はUDA関係者だと思われており、見かけ次第襲いかかってきます。
そんな危険なElysiumにて主人公はエデンという場所で独自の調査活動を行うグループと合流。リーダーはかの有名な、主人公も色々とプロメテウスでお世話になったモー(Mo)でした。
モーが率いるグループから様々な依頼を受け、Group15の痕跡を追う内に放棄された地下研究所施設を発見。この研究所には軌道レーザーの操作端末が残っており、後に大きな役割を果たすことになります。
この研究施設にはGroup15が残した様々な極秘資料が残っており、その資料からテラフォーミング失敗の真実を知ってしまったモーが暴走。研究所に多量に保管されていた酵素(エンザイム)を奪って正しいテラフォーミングをやり直そうとします。
そんな事をしたら現在の惑星に住む生物に大規模の被害が起こることは自明。モーは仲間に最後の通信で今すぐこの惑星から出るように命令して姿を消します。実際に逃げたのは一部で、主人公や仲間の大部分はどうにかしようと残りました。
その仲間の一人であるVictorは過去に色々あったようで謎が多い人物です。最終的にモーが暴走してテラフォーミングプロセスを開始した時、Victorは止めるために秘密基地にあった軌道レーザーの操作端末を利用。空に浮かんでいるテラフォーミング装置をモーもろとも破壊することによってテラフォーミングを止めました。

これがDLC「Dangerous Horizons」の大まかな流れです。
このゲームのタイトルである「イカルス」は、ギリシア神話の物語で蝋の翼を持ち、傲慢にも太陽に近づきすぎて翼が溶けて墜落死する英雄の名前です。
このゲームにおいて、傲慢にもイカルスを救うためだと全てを巻き込んで無理なテラフォーミングを行おうとして軌道レーザーで撃ち落とされたモーこそがタイトルを象徴する存在ではなかったのかと思います。
イカルスの世界においては人類は企業や組織に支配され、人命より利益を優先するディストピアな世界になっているわけで、意外と考えさせられる社会派なストーリーでした。
今後は、新DLC惑星ElysiumにもGreat Huntキャンペーンが追加される予定があり、ニューフロンティアのプロメテウスでもヌルセクターはアップデートで追加されたので、Elysiumでもこのストーリー後の色々なミッションが追加されるのではと楽しみに待っている所です。















































