またもや過去のゲームです。古き良きダンジョン探索系ゲームで名作は朽ちないというかそんな感じ。とくにダンジョンクロウル系は過去のほうが面白い名作が多かった感じもします。Wizardry系とか。
このMight and Magic 4&5シリーズは4が前編、5が後編という感じになっており、それぞれ単体で遊べるんですがもともと前後編として作られたようで合体して完全版となったのが「World of XEEN」というタイトル。
XEENは完全版として1994年にCD-ROM版が出てボイス付きという当時としてはかなり豪華な仕様。
それで、GOGで「Might and Magic® 6-pack Limited Edition」という1-6がセットになっているものをセールで買い、その中のXEENをプレイしました。XEENはDOSエミュレーターで動作します。
当然、言語は英語だけなのでそこは覚悟しないといけませんが、大体分かるのと日本語の丁寧な攻略サイト様があるので、ここを頼りにクリアしました。
昔のゲームでDOSなのでカーソルキー移動で操作性はかなり悪かったですが、ゲーム自体は名作と言われるだけあって面白かったです。
基本的なシステムは押さえており、特にオートマッピングがあるのでかなり遊びやすいです(パーティーにウィザードが必要)。
操作に関しては強引にエミュレーター側でキーを入れ替えてWASD移動にできるんですが、カーソルキーと入れ替えると色々なところで要求されるスペル入力が混乱(WASDがそのまま↑←↓→になっている)するのでカーソルキー移動のまま頑張ってクリアしました。
敵はどれもこれもドットで書かれたモンスターと言う感じでグリグリ動くので見ていても面白かったです。
ゲームはすべてがドットで構成されていますが、重要なイベントシーンはアニメーションありでかなりの力作。
この4と5の世界は裏表になっていて、同じパーティを使っていつでも攻略可能。しかし難易度的には4をクリアした後に5の世界に行ってねという感じ。
ただし、5の世界はちょっとプレイしたら色々美味しい要素があってちょっとだけやっておくとパーティが楽に強化されて有利になります。
あと面白かったのは、5の裏の世界に行った後のとんでもないインフレ。4の表の世界ではせいぜいレベル20なる前にクリアだったのに、裏の世界をすすめると経験値がすごいことになって一気にインフレしてレベル上げにお金が追いつかなくなり(レベル上げは訓練所でお金を支払って上げる)とんでもないことになります。
全クリア直前のレベル。全員83レベルですが、お金が足りないので止めているだけで、まだまだレベル上がるだけの経験値が溜まってます。
加えて、全員のステータスを上げる機会も特に裏の5の世界に行ってから頻繁にあって、最終的にはとんでもないステータスに。
これでも6人の職にあわせてバランス良く振り分けているので一点集中したらとんでもないことに…4の表の世界を攻略中に18だの20だの言っていたのが虚しくなるインフレ率。
大幅な経験値や能力値アップイベントは大体代償を伴っており、年齢が不自然に増加することが多いですが、ちゃんと元の年齢に戻るイベントが存在しているので、それを活用して年齢を戻せばかなりすごいことになります。
そんなこんなでWorld of XEENをクリア。ゲームはサクサク進んで当然ながら2本セットなのでボリュームはかなりあって満足でした。
とてもありがたい完璧な日本語の攻略サイトがあったので詰まる所はなく、50時間程度でクリアでした。
操作性がちょっと古くマウスの反応が鈍かったのも辛いですが、そこを我慢出来れば名作と言っていいゲームでした。