最近はインターネットで調べれば分からないことは殆ど無いと言っても過言ではないですが、その中で非常に限定された状況に発生する不具合と言って良いか分からない現象で、解決法を見つけられないような症状に合うこともあります。
フルスクリーンでゲームをプレイ中、デュアルモニタのサブ側にマウスカーソルがはみ出してしまうというトラブルに関しての対象法を書きます。マウスカーソルがサブモニタにはみ出るとゲームからフォーカスが外れて操作不能になり、対戦ゲームやFPSでは本気で死活問題になります。
この現象にしても、マウスカーソルがゲーム中サブモニタに行ってしまう現象を「はみ出る」と言って良いのか「飛び出す」と言って良いのか他にもっと適切な言い方があるのか分からない状況なので、余計ネットで解決法を見つけることが困難になってます。
この症状に出会ったのは「Skyrim Special Edition」と「Ghost Recon wildlands」。「7 Days to Die」でも極稀に飛び出ます。他にも何かのネットゲームでも会った気がします。レアケースではあるけど、遭遇するとまともにゲーム出来ない致命的なトラブルです。これはゲーム制作側が対処すれば簡単に治るのですが、対処してくれる保証は無いのでこちらで対処するしかありません。
これに関する対処方法です。
1つ目。一番簡単なのはデュアルモニタを一時的に切ってシングルモニタにする事です。これは「Winキー」+「P」で切替画面が出るので誰でも簡単に対処できます。
この画面が右側に表示されるので一目瞭然。「拡張」を「PC画面のみ」に切り替えることで簡単にシングルモニタになります。
2つ目はマウスカーソルの移動を制限するソフトウェアを導入することです。
今回は「Dual Monitor Tools」というそのまんまの名前のツールを紹介します。
上記のリンクのダウンロードからインストーラーをダウンロード(Downloadのhereから)して実行するとソフトがインストールされます。
非常に色々なことが出来るのですが、いかせん英語なため、メインのモニタからマウスカーソルが出ないようにする設定のみ行います。
CursorのGeneralから「Lock Cursor onto screen」を選び、右側の「Change」ボタンで有効にする時のホットキーを設定します。
「Enable this Hotkey」はホットキーの有効化なのでチェック。
次はどれをホットキーにするかなので、自分の環境に合わせて設定してください。何かに操作が被るキーは設定しないほうが良いです。こちらの画面では「Shift」+「Delete」でオンオフできるようにしてます。
設定を終えてCloseで画面を閉じたら、実際にホットキー(画像なら「Shift」+「Delete」)を押してサブモニタにマウスカーソルが移動しないことを確認しましょう。押す度にオンオフ切り替わります。
この設定を終えた後、マウスカーソルがはみ出るゲームを起動する前にホットキーを押すことでマウスカーソルがはみ出ることが無くなります。
あとはタスクトレイに常駐するのでそこから確認。
一番上の[Dual Monitor Tools]の[General]の一番上「Start when Windows starts」にチェックを入れるとウィンドウズ起動時に自動起動を設定出来ます。