つれづれなる日記

主にSteam関連の面白い海外ゲーム紹介&プレイ中のゲームブログ

STEAMゲーム:Divinity: Original Sin Enhanced Edition をレビュー

Steamゲーで古典的な骨太RPGとして非常に評価が高い「Divinity: Original Sin Enhanced Edition」ですが、同じくSteamゲーのKENSHIをプレイしていたら「このゲーム何かに操作似てるなぁ…」からこのDivinityを思い出し、プレイを始めました。STEAM版は公式で日本語化はされておらず、有志による日本語化MODを使いました。「Enhanced Edition」はいわば完全版で、いつかプレイしようと思っていて思い立ったが…と言う感じ。いつもながら有志の翻訳には感謝の言葉しかありません。
なお、このゲームはPS4版も出ており、こちらは公式で日本語化されています。俗に言うおま国ですね。

このゲームは見下ろし型のクォータービューで、昔海外でよくあった古き良き古典RPGが綺麗な現代風3Dで復活した感じです。


さて、非常に海外では評価が高いこのゲームですが、最初に注意点を書くと「かなり取っ付きにくく、コアゲーマー受けはするけどカジュアルプレイヤーには向かない」ゲームだということです。
シナリオもシステムも非常に練られており、戦闘も非常に歯ごたえがあります。ただ、歯ごたえがある=楽には勝てないわけで、適当にやってたら雑魚戦でも全滅します。難易度ノーマルでも初見殺しや全滅が日常茶飯事。海外で高評価だけを判断に買ってしまうと拍子抜けして痛い目にあいます。


まず最初にゲームを始めるとすぐにサイゼアルという街に到着するんですが、ここで殺人事件の調査が始まって数時間に及ぶ聞き込み…つまりテキストを読み続けるだけのプレイが数時間続きます。
キャラクターの移動速度が遅いのにあっちこっち歩いて回って戦闘はほとんど無く、しかもテキストの量がとんでもなく膨大。この時点で結構なプレイヤーがダレてしまうと思います。あとアイテム整理あたりはまったく洗練されてなく、大事なアイテムとフレーバーアイテムの違いが分からない事が多い。フレーバーアイテムかと思って捨てたら実はクエストで必要になったり、使い終わっても消えたりせずまた必要になるかもとかで下手に捨てれない。このあたりのアイテム管理の煩雑さがかなりマイナス点。

この街での調査を大体終えて街の外に出ると、ついにフィールド戦闘戦が始まるわけですが、出会う雑魚出会う雑魚誰も楽には勝たせてくれない高難易度で皆が驚くと思います。レベル差さえなければ勝てない難易度ではなく、常に高度な戦術戦が必要とされ、上手くやればほぼ被害なしで完封。適当にやってるとまず誰か死ぬか全滅するのがノーマル難易度です。終盤になるとメテオ使いに透明化をかけて開幕メテオで相手を壊滅状態にしてから戦闘開始とかも可能ですが、ターン制というのは実質的には嘘で、敵が1回の行動時に3回も4回も行動するチート臭いターン制です。こちらは4人しかいないのに、6〜8人位の敵のターンが延々と続くため、こちらが操作可能になるまで10回以上攻撃食らって壊滅状態になっていることも良くあります

良いゲームなのは良いゲームですが、こういった戦闘のバランス、アイテム収集の煩雑さ、操作性もあまり良くなく個人的には海外のあのメタスコア94はちょっと高すぎと思います。


このゲームの戦闘で一番の注意点は、すべての敵が固定配置で再沸きは無いということです。
大体ゲーム進行に合わせて敵が配置されており、こちらがレベル上がっても相手も常に同レベルでほぼ常に倍の敵とガチバトルになるということです。普通のRPGみたいに適当に攻撃しているとあっさり全滅します。敵に蘇生魔法持つ神官がいたら、ボスでも復活させます常にそんな戦闘しかないので、人によっては面倒さが勝って止めてしまう、まさにコアゲーマーのための戦闘システムになってます。

戦闘のアドバイスとしては、召喚獣を信じろです。数で勝っている敵の攻撃は猛烈かつ連続なので、まともに受けようとすると4人PTでは即全滅するだけです。敵からのダメージやデバフを肩代わりするデコイとしてだけでも存在は非常に大きく、基本数で相手が勝っているので呼べば呼ぶだけ安全になります。次に序盤は風のビターコールド(2ターン氷結)と終盤は呪法のラプチャー(チャーム)がかなり役立ちます。そしてテレポーテーションで距離を取りたがる魔法使いや弓兵を目の前に引き寄せて近接で殴るのもオススメです。そのため、近接も風1だけ取ってテレポーテーションやサンダージャンプを覚えさせると、それだけで有利になります。


レベルが上がるにつれて様々な魔法が飛び交うややこしい戦闘になってきて、最終的にはボス相手にも

こんな感じの弱体の嵐になります。


非常に頭を使うゲームで、RPGというよりRPGでプレイする戦略SLGという感じのゲームです。

何度も書きますが、非常にシナリオが練られているんですがそのため量も膨大で難解。日本語化がなければ面白さの半分は分からないままだったと思うので、STEAM版を日本語化してくれた有志には本当に感謝です。