つれづれなる日記

海外ゲーム紹介&プレイ中のゲームブログ。ついった:https://twitter.com/hiirosou 動画投稿もしていたりしていなかったり…

Steamゲーム:Risenをクリア&レビュー

少し前にSteamのセールで海外RPGのRisenシリーズ1〜3がセットでセールしていたので購入してプレイしてました。過去にレビューしたGothicの開発チームがタイトルを変えて出した続編らしく、Gothicと非常に近い操作性になっているようです。

とりあえず2と3の有志による日本語化はすんなりいって動作確認だけしましたが、1の日本語化が多少手こずりました。日本語化に必要なファイルがウィルスチェックに引っかかるためダウンロード失敗するのでアンチウィルスソフトを一時的にオフにして無害チェックする必要ありました。あとはSteam版を日本語化するには特殊なパッチを当てる必要がありましたが、無事1を日本語化出来ました。有志に感謝です。

クリアーしての感想は…マゾゲー好きならオススメ。でも同じマゾゲープレイするならデモンズソウル系をお勧めしたい感じで戦闘はテンポもバランスも悪いです。雑魚が全力で殺しに来てるので気軽にやると辛い。舞台は中規模な島1つで完結しているためあまり広くなく、探索は時間掛からず適当にめぐっていればストーリーは進みます。ただしキツイ戦闘バランスが色々と台無しになっている感じ


\主人公だよ! おっさんだよ!!/

Risenの1は2009年発売で5年前のゲームにしては中々グラフィック頑張っている感じでした。しかし1の操作性というか戦闘は……難易度がかなり高く、あまりオススメ出来ない感じかな。
戦闘メインのゲームで戦闘はお世辞にも洗練されているとは言いづらく爽快感のないデモンズソウルといえばしっくりくる感じ。主人公モッサリで敵の行動は素早くていやらしい行動ばかりしてくる。雑魚が2体以上来るとハメ殺される可能性があり、雑魚敵でも理不尽な動きばかりする敵が多くてゴリ押しするとまず死ぬ、ボス戦も無く盛り上がりが欠けます。
大体、海外の大手レビューでも戦闘に関しては「(Gothic時代から)足を引っ張り続けているぎこちない戦闘システム」と常に書かれているほどですからね…。結果としてマゾゲーとしてデモンズソウルシリーズはどれだけアクションの完成度が素晴らしいのか改めて認識させられました…。

ある程度謎解き要素はありますが、遠隔操作や空中浮遊、小さな生物に変化して穴を通る位でそれほど難しい物もなかったです。

ストーリー的な分岐を書いておくと、ストーリーの大筋は変わらないけど、序盤どの派閥に属するかで多少プレイが代わります。最初にドンの山賊に入るか、ハーバーの街で修道院を手伝って推薦状を得てメイジ志願として修道院に入るか、修道兵に捕まって強制徴兵されて修道院に行くか、です。
結構小ぶりの島の中で山程クエストありますが、大体は会話しているとクリア出来るようなものばかりでした。まぁ、海外の攻略サイトを少し参考にしましたが、舞台となる島もそこそこ狭いので歩きまわっていれば自然とクエスト消化されて進んでいく感じでしたね。

注意点として、このゲームはスキルはお金払ってトレーナーに教えてもらうんですけど、最初に山賊についてないと剣と斧のスキルが7までしか成長できません。修道院につかないと棍術が10まで成長できません。メインスキルにするつもりなら7以上ないと後半の雑魚がすごいきついです。自分はメイジとして修道院に付きつつ剣をメインで育ててたので剣のスキルは7止まりでクリアーでした…。まぁ、ラスボス戦はイベント戦みたいなもので装備とか固定装備になってしまうんですけどね。


タイトル画面でドアップで出ているおっさんはこのメンドーザって人っぽいですね。

なお、戦闘では主人公はスーパーアーマー無しでとにかく攻撃をしようとすると潰されて怯み、死ぬまで殴られたり、延々と武器を振るのに合わせて敵がバックステップして敵に触れられない、ガードする敵は延々とガードされ続けて全く攻撃が通らない。2体以上来るとまともに戦うと絶対に勝てない…と、合わない人は合わない、人によってはクリアするための忍耐力が結構いると思います。