つれづれなる日記

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RTSで強くなるには?…脱:初心者編

RTS大好きな自称RTS普及委員会の緋色による、RTS入門第四回。

脱:初心者編。


これは、何も知らない状態からAoEでマルチを始めた時、実際に上級者から叩き込まれた内容である。それを自分なりに広域のRTSに応用できるよう修正して書いている。


なお、これはあるゲーム一本に絞った話ではなく”RTS全般”として解説する、主に超初心者〜中級者までに必要とされる、基本的な操作や知識に関わる根底的な部分であり、Age of Empire(以後AoE)や、StarCraftWarcraftシリーズといった、いわば「古き良き」システムに関してである。Heros of Companyや、Dawn of Warシリーズと言った、内政を極力排除したゲームではホットキー(ショートカットとも)やグルーピングくらいしか該当しない。


他にも、ゲームによって、操作可能なものは、種族や民族・国家・文明と様々である。ここでは、便宜上、「種族」で統一しておく。


初心者は、どれでもいいから、どれか一つの種族にしぼって使い込むべきである。基本が出来ていないのに、あれもこれもやっていては、上達は間違いなく遅くなる。別にそれでもいいなら止めはしないが、出来れば、少し調べればどの種族(民族など)が初心者向けだとか書かれているので、大人しくそれに従うべきである。色々使いたいなら、慣れてからである。初心者が背伸びしても良いことはない。


ここでは、4つの項目に関して説明する。
なお、この4つは「覚えた方が良い」ではなく「身につけるべき」項目である。

色々知識的なことを書いているけど、まずはやってみて、それから考える。も間違いではない。いくら知識を詰め込んでも、慣れていないのでは意味がない。少なくとも、10戦くらいすれば、自分に何が足りてないのか見えてくるはず。



脱・初心者編


1.常に労働者(ワーカー)を作り続けろ!

初心者において、最も致命的なことは、労働者の作成を忘れることである。これがもう、何より致命的であり、脱初心者となるかどうかの一番の境目となるポイントである。
内政を潤わせるには、多くの労働者が必要である、初心者は、Build Orderに沿って作業している間はまだ大丈夫だが、ある程度ゲームが進行して戦闘が始まると、経過時間に比例して、労働者を作り続けることを忘れる。上級者は常に作り続けている。この段階で、すでに勝負は付いている。

もちろん、人口枠が200として、200作れと言うわけではない。上級者は、戦略上、どの段階で作成を止めたらいいのか理解しているので止めることがあるが、それは別の話である。
初心者は、作りすぎという段階まで労働者を作り続けていることはまず無い。大体の場合において、作るのを忘れていて、ここで止めたらOKという量まで作れていない。そこが初心者たる由縁である。もし最初からこれが出来ているなら、これはもう特別な才能があり、簡単に上級者レベルまでいけるというような話である。

まずは、何をしていても、常に労働者を作れるよう癖になるまで練習するべきである。このためには、グルーピングとホットキーを覚えると便利…むしろ必須である。


なお、初心者が、それだと労働者作りすぎないか?とか考えることはあるが、間違いなくそんなことはない。絶対に足りない。上級者から見て「作りすぎだ」と言われるくらいまで作れるようになってから、考えるべきである。激しい戦闘中でも労働者を作り続けられる=基本が出来ていると同等なので、そこから一気に成長していける。



2.自分の使用する種族のBuild Order(BO)をマスターしろ!

囲碁には「定石」というものがある。過去にプロが考え出した、お互いが最善と考えられる手を行った場合の一連の手のことである。

内政を最高まで極めたいのであれば、労働者を常に作り続け、それでできた余剰で、人口枠を増加し、次の本拠地を立て、さらに複数で労働者を作り続けるというのを繰り返せばいいだけである。だが、RTSは、シムシティではない。兵士がいないと相手には勝てない。

プロや上級者は、基本的にあらゆる状況を想定し、最も内政と軍のバランスが取れており、なおかつ、どんな状態においてもある程度柔軟に対応できるような安定した内政の流れを考え出す。

これがBOである。

まずは、プロの技を学ぶのである。せっかくプロが苦労して考え出して、しかも教えてくれているのに、これを学ばない理由はない。このBOに当てはまらないものを奇策とか、チーズとか呼ぶが、これは変化球みたいなものであり、基本的に諸刃の剣である。


自分の使用する種族、それに対する相手の種族の種類によってBOは変わるのが基本である。そして、ある程度ゲームが進むと、相手を偵察して、相手の出方により変化がでてくるが、基本BOはここまでである。奇策やチーズでない限り、ゲームが始まって、4〜5分くらいの間までの内政の流れはほぼ決まっている。

だが、BOの種類は多く、使用しない種族まで入れると、相当な量になる。まず初心者は、現段階で存在する自分の基本BO(場合によっては複数)を覚え、その通りに操作できるようになるまで練習するのが先決である。
理想をいえば、上級者(出来ればプロ)のリプレイを見て、まったく同じ時間で同じ結果になるまで突き詰めて欲しい。
偵察に関しては、初心者の段階では、適当に送る程度で、その後は忘れてしまって良い。とにかく、開始数分の内政を完璧にすることを専念してほしい。かなり細かい操作になり、操作量の練習にもなるからだ。この部分は、陸上における「ヨーイ、ドン!」の部分であり、この段階で出遅れていては、全体にわたって出遅れる結果にもなる。特に、即ラッシュを受けたら致命的だ。
奇策やチーズと言ったものは、存在することを覚えれば良く、まだ練習する必要はない。手っ取り早く勝ちたいだけなら練習してもいいが。


なお、BOは、プロによるさらなる分析や考察、ゲーム上のバランス変更によって変化することもある。発売が最近のゲームほど、その頻度は当然高い。実は、まだ誰も気付いていない、もっと優れたBOが存在する可能性は常に存在する。だが、初心者では、よほどの天才でもない限りそんなことを考えるだけ時間の無駄だということも付け加えておく。


なお、初心者が基本的なBOを知るのはどうしたらいいか?

基本はggrksである。
Googleで調べればいくらでも見つかる。この程度で思考停止して努力が出来ないようでは、RTSで上手くは慣れないと断言する。


3.グルーピング・ホットキー(ショートカット)・行動予約を覚えろ!

初心者が最もやることは、労働者を作るのに、毎回マウスで本拠地まで移動して、そして生産ボタンをクリックして生産することである。
実は、この作業は、グループ登録とホットキーを使用することで、驚くほど効率化出来る。昔の古いRTSでは、そうはならないこともあるが、基本、最近のRTSであれば、共通の方法で利用できる。

まず、登録したいユニットや建物を選択して、「Ctrlキー+数字キー」で登録する。
「数字キー」であって、「テンキー」ではない点に注意して欲しい。テンキーという正反対の位置にあるキーでは、そもそも無理がある。兵士を造る小屋が複数あるばあい、同じ種類であれば、複数登録が有効だ。「Ctrlキー」では、現在選択しているものを上書き登録されるが、一旦数字キーに登録したところに「Shiftキー+数字キー」で追加登録が出来る。
これをグルーピングと呼ぶ。
あとは、登録した数字キーを押すだけで、その建物やユニットが選択状態になる。

軍隊の登録や細かい説明を言い出すときりがないので、ぜひこういったことを詳しく解説しているサイトや動画を見て確認して欲しい。

ホットキーとは、キーボードに登録されている短縮機能を利用することである。たとえば、本拠地選択後、労働者生産ボタンをマウスでクリックしなくても、キーボードの「S」キーを押すだけで同じ結果になるという感じに。

労働者を作りたいなと思った時、マウスで本拠地まで移動して、そして生産ボタンをクリックして生産するのと、本拠地を登録した数字キーを押して選択肢、その後ホットキーのキーを押して生産を始めるのとでは、どちらが早いかは、論じるまでもないはずである。

ただし、これにはある程度の慣れが必要である。慣れない間は、キーボード操作の方が遅い場合もある。しかし、上達してくれば、間違いなくこちらの方が早くなる。
普段からマウスでなく、ホットキーを利用することを心がけていかないと、なかなか身につかないので注意してほしい。


行動予約に関しては、基本的なもので言えば、労働者が生産された時、放っておくとどこに行くかを指定することである。この移動先を資源にしておけば、いちいち生産されるたびに指定しなくても、自動で資源採取を行う。

もう一つ、レベルの高いものとして、複数の行動を予約するものがある。資源を採取している労働者に、家を建てさせたい場合、家を建てて、その後自動的に採取に戻るように、一定の手順をまとめて登録するのである。
詳しい方法は、プレイしようとするゲームのサイトや動画を探して参考にして欲しい。
これをやれば、わざわざ家が建つまで待って、労働者を資源まで移動させる必要がなくなる。少し上級ではあるが、実際にこれを覚えるだけ見違える。あともう少しで伸び悩んでいたプレイヤーがこれを上級者から教えてもらったところ、飛躍的に強さが上昇したことを知っている。


行動予約は中級者からでもいいかと思うかも知れないが、どちらにせよ、知識を得れば簡単に使えるようになるため、早い段階で覚えるべきである。



4.自分が使用する種族のユニット・建物・特殊能力を覚えろ!

基本は、やっていくうちに嫌でも覚えていくので、あまり問題ではない。1人用キャンペーンを終えたら、いつの間にか覚えている事が多い。しかし、知っていないと使う事もない能力や建物も存在する。
その種族における強力なユニットは、ある一定の段階を踏んでいかないと出せないのが基本である。この手順や掛かる時間を大雑把にでも覚えることは大切である。

これはゲームによって限定される細かい内容が多いので、あまり詳しく説明が出来ないが、たとえばStarcraft2のTerranのScanner Sweepは、クロークを解除するのに使用出来る。ZergのInfestorのゲロ吐き(Fungal Growth)は、研究しなくても使えて、クローク状態の敵にもヒットして、一時的にクロークを解除できる。上手く使えなくても、知っていれば、もしかすると運良く思い出して、一発逆転するチャンスが来るかも知れない。上手く運用できるかどうかは別として、覚えておくだけなら簡単である



追補;なお、操作量に関しては、最初の3つを練習すれば、最低限は身につくはずである。特にBOを練習する時に、同時に練習することにもなる。なので、別項目で語らない。